怪我をして入院し、家に帰ることが難しくなったので売却したい。
お住替え、お買替え
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:H・S 様
■年代:70代
■ご職業:無職
■お住まいの地域:石狩市
■ご相談の地域:石狩市
■売却理由:お住み替え
■お問合せ方法:ネット
【ご相談内容】
所有者様のご家族からのご相談でした。
所有者様は70代の女性で一人暮らしをしていましたが、車の事故に遭い、お身体が不自由になってしまいました。現在リハビリ中ですが、今後は家に戻らず介護施設暮らしとなるので、自宅を売却したいとのご相談を頂きました。家は昭和築の古家、秋口のご相談でしたが、ご家族は車で一時間の場所に住んでいて冬場に家の管理をすることが難しいため、雪が降る前に買取してほしいという希望がありました。
【ご提案した解決策】
買取がご希望というお話でしたので、実際に売却したいお家にお伺いし、買取査定を実施しました。その際に所有者様の状況なども詳しく聞き取りしたところ、怪我はありますが、ご本人に売却する意思があり、字を書いたり話したり等は問題ないことを確認させていただきました。所有者様ご本人の売却の意思が確認できない状況では、不動産の売買ができないためです。
ご本人は入院中、ご家族も介護とお仕事等があり、お荷物の片付けも難しいとお伺いしました。そこで大切なものは整理していただき、不用品は弊社提携会社にて荷物撤去を請け負うことになりました。不動産の買取契約が無事に完了し、退院後に入る介護施設も決まりました。ご本人はご家族のサポートのもとリハビリを続けています。
【担当営業として大切にした要点】
今回は、不動産名義人のご家族からのご相談でした。名義を持たない配偶者やお子様、ご親族の方などからご相談を頂く機会も多いですが、不動産の売買は所有者(登記名義人)の意思なしには行えません。代理で手続きをするということは原則出来ませんので注意が必要です。