不動産売却物語

相続登記をしていないが、固定資産税だけ払って使わない土地を処分したい。

相続後の売却

【お客様の背景】

■売買の別:売却
■氏名:Y・M様
■年代:60代
■ご職業:年金受給者
■お住まいの地域:札幌市
■ご相談の地域:石狩市
■売却理由:相続
■お問合せ方法:飛び込み来店

【ご相談内容】

親族が亡くなった際に市街化調整区域の土地を相続し、固定資産税だけ毎年払っている状況です。利用する予定もないため、他の不動産会社に何社か相談してみましたが、取り扱いできないと言われました。石狩市役所に引き取ってほしいと相談しても断られたので、最後に市役所に紹介された地元の不動産会社であるイエステーションへ相談に来ました。なお、売却するには相続登記の手続きが必要と言われたこともありますが、方法がわからないため今のところできていません。

【ご提案した解決策】

将来的に弊社の看板用地として利用できる可能性があったため、弊社グループ会社で買い取り、引き取らせていただきました。
改めて現地を調査すると、市街化調整区域内で道路にも接道していない状況だったので、建築物は建てられず一般的には利用できない土地でした。そのため価格はつきませんでしたが、売却にかかる費用も弊社で負担し、売主様の負担が一切なく手放せたことで大変喜んでいただけました。
ご本人様もおっしゃっていたように相続登記が未了で、法定相続人も多かったため、登記手続きにかなりの日数(半年以上)を要しましたが、無事に相続登記が完了し、所有権を移転することができました。

【担当営業として大切にした要点】

新しくできた法律「相続土地国庫帰属法」を活用し、土地の所有権を国庫に帰属させる方法も考えましたが、審査手数料や負担金が発生する可能性もあるため断念しました。売主様の手間や費用負担をできるだけ少なく、安全に売却できる方法を常に模索しながら、お客様への対応を行っています。

担当スタッフ
店長|古木 篤広
長年不動産業務に携わってきた経験・知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消し、最善のご提案をさせていただきます! お住替えや不動産売却などのお取引を通じて皆様のお役に立てるよう頑張ります。不動産に関するご相談お待ちしております。

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