実家の古家を相続したが、管理が困難なので売却したい。
相続後の売却
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:Y・K 様
■年代:60代
■ご職業:会社員・公務員
■お住まいの地域:札幌市
■ご相談の地域:石狩市
■売却理由:相続
■お問合せ方法:ご紹介
【ご相談内容】
両親が住んでいた石狩の古家を相続しました。私自身は隣の札幌に住んでいますが、家庭も仕事もあり、頻繁に実家には行けない状況でした。そんな中冬になり、積雪の件で隣の家から苦情が来てしまいました。ご近所に迷惑をかけてはいけないと思い、排雪を業者に依頼してこの冬は乗り越えましたが、来年もと考えると悩ましい状況です。
昭和築の古家で特に手直しもしておらず、土地の価値しかないと思いますが、引き取ってもらうことは可能でしょうか。
【ご提案した解決策】
今回は、ご依頼者様と打ち合わせの結果、当社で買取する運びとなりました。
ご相談いただいた地域では年間の不動産売買件数が少なく、仲介(高く売れる可能性があるが、買手がいつ現れるかは市場に左右される売り方)での販売では、次の冬までに売却できるかが不明瞭であった点や、冬場に行った排雪業者への依頼料など、家の維持に費用が発生していたため、早く代金を回収したいとの希望が強く、買取を選択されました。
雪のトラブルがあったと伺っていましたが、屋根からの落雪が越境したなどではなく、単純に周りでも積雪が多く、発生したトラブルだったようです。
お問合せを頂いてから1か月後には代金の支払い、名義変更が完了し、手間なく早くご実家の売却が済んだと大変喜ばれていました。
【担当営業として大切にした要点】
屋根の形状によっては、お隣に落雪が発生する場合がございます。
親御様の生前ではお付き合いがあったので苦情にならなかったことが、代替わりで表に出てきてしまうケースも…
落雪になる場合、屋根に雪止めの爪を設置したり、塀やフェンスを建てて落雪を防ぐ対策が必要になる可能性があります。