相続した古家付の土地を売却したいが、解体費用が高いと聞き迷っています。

【お客様の背景】

■売買の別：売却
■氏名：Ｓ・Ａ 様
■年代：60代
■ご職業：会社員
■お住まいの地域：札幌市
■ご相談の地域：石狩市
■売却理由：相続
■お問合せ方法：インターネット

【ご相談内容】

先日親が亡くなり、親が所有していた昭和築の戸建が建っている土地を相続しました。私は他に家を所有しており、他兄弟も使用しないため、相続した土地建物を売却したいと考えています。建物が古く、もう家としての価値はないと思いますが、いろいろ調べていくうちに土地で売る場合、解体費用がかなり高額であることを知りました。土地で売る場合と買取とで手残りの額に差がないのであれば、すぐに売却できる買取をしてもらいたいのですが、可能でしょうか。

【ご提案した解決策】

まずは、不動産の査定を行い、仲介で土地として売却した場合と、戸建のまま買取した場合の査定価格を提示させていただきました。土地で売る場合は、売り手側で建物を解体・更地にして引き渡すのが一般的です。そのため、建物解体費用の見積もりを取り、売却後の手取り額を試算いたしました。実際に解体工事を行う際には建物から検体を取り、アスベスト含有の検査を行わなければいけませんが、今回はアスベストがある場合とない場合とで2種類の見積もりを取り、比較しました。その結果、土地で売った場合の手残り額と買取価格の間に差が少なく、それならば、販売期間がなくすぐに現金化できる買取の方が良いということになり、売主様は買取を選択されました。買取後、手早く売却することができ、喜んでいらっしゃいました。

【担当営業として大切にした要点】

仲介の場合、不動産会社に広告を依頼し、買い手を見つけるまでどれだけの期間がかかるのか不明確な部分がありますが、買取であれば数週間～ひと月以内での売却が可能です。お客様のご希望に即した売却方法をご提案いたします。